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    『京都太秦物語』
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      「京都太秦物語」遅ればせながら、
      『京都太秦物語』という映画を見ました。
      右の画像の通り(⇒)5/22から
      公開されていたんですが、 なかなか行けず、
      見逃したらどうしようと焦っておりましたが、
      幸い、期間が少しずつ延長されてロングラン
      本当によかったー★
      7/9までの公開です。あとすこし!
      駆け込みで、みなさんも見てくださいね!

      この映画は、立命館大学映像学部の学生と
      山田洋次監督が一緒に撮った作品です。

      そして、京都きものの女王の後輩、海老瀬はなさんが
      この映画のヒロイン、主演を務めているんです!
      こうして、女優として成長して、
      京都を舞台にした、とてもステキな映画で演技する
      はなちゃんの姿をスクリーンで見られるというのはとっても幸せなことです。
      はなちゃんが出演していることを抜きにしても、
      非常にいい映画で、考えさせられることがたくさんありました。

      映画の舞台は、京都の太秦。
      映画の聖地だった場所。
      地元の商店街のドキュメンタリーも交えて、
      恋物語のドラマが展開していきます。

      わたしは学生時代、京都文化博物館の映像ホールに通って、
      華やかなりし全盛期の日本映画をたくさん見ています。
      特に、大映の若尾文子や市川雷蔵ファンなので、
      この映画の冒頭で、今はなき、大映の太秦撮影所のことを
      クローズアップしているのを見ると、
      なんだかとても切ない気持ちになりました。

      京都は日本のハリウッドといわれ、たくさんの撮影所があり、
      特に、千本のあたりはその活況でとてもにぎやかだったと言います。
      西陣と隣接して、千本が繁華街だった時代は、もう遠い昔、
      今、わたしは千本・西陣のあたりに住んでいますが、
      華やかだった名残がぽつんぽつんと、ひっそりと見受けられる程度で、
      かつてのことなど知らずに暮らしている若い人も多いだろうなと感じます。

      京都の一大産業だった映画産業が、
      太秦の映画村以外すっかりなくなってしまったことを思うと、
      時代の趨勢を思わずにはいられません。
      そして、今、きものという産業も、時代の趨勢のなかで、
      衰退しかけているところです。
      日本で今も映画が作られているように、
      きものもどこかで作り続けられ、わたしはきものを着続けると思いますが、
      大きな産業としての形はなくなってしまうのではないか、と
      危惧せざるをえません。

      映画産業のことを思うと、なにか突きつけられている気がします。
      あんなにすばらしい映画を作っているのに、
      なくなるはずがないとみな思っていたことでしょう。
      でも、あんなにすばらしい映画を作っていたのに、
      すっかりなくなってしまったのです。

      あたりまえに思っていたことが、
      なかったかのように忘れ去られてしまうというのは、
      意外とたくさん起こっていることですから、
      一緒になって忘れてしまわずに、
      立ち止まって、振り返ってみることが大事だなあと感じます。

      衰退を止める力はないけれど、
      少ない力で、何を残せるのか、何を残さなければいけないのか、
      しっかりと考えて行動していかないと悔しい未来になってしまいかねない、
      そういう思いを新たにしました。

      とってもいい映画です。ぜひ、みなさんも見に行ってくださいね!
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