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    2010きもの学最終日
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      今年のきもの学は、仕事が忙しくて、
      藤井健三さんの講義にしか、行けず。残念!

      その代わりではないですが、
      9/18(土)最終日の講義にゲスト出演(!)しました。

      今年の春、亀岡という土地のつながりで、
      京都学園大学の波多野教授
      京都の養蚕に取り組んでいる塩野屋の服部さんのご縁をつなぎ、
      京都学園大学に桑の木を植えるきっかけができました。

      波多野先生は、きもの学を立ち上げた方で、毎年最後の講義は、
      先生のコーディネイトで、ゲストとディスカッションを実施しています。
      今回は、桑の木のご縁で、わたしと服部さんがゲストという形になりました。

      まあ、言うなれば、わたしはつなぎ役で、
      メインには、蚕のこと、日本の絹、養蚕のことなどを、
      服部さんに話していただければ、ということです。
      わたしの蚕の指南役、服部さんは、
      本当に思いを強く持って、御召(柳条縮緬)作りと養蚕に取り組んでいます。
      わたしは、常々、きもの学に養蚕を取り上げてほしいと思っていたので、
      今回、最後の講義でも、服部さんが話をする機会ができてうれしく思います。
      (養蚕のことなど、詳しくは、塩野屋のHPを見てください)

      今年最後の蚕(実物)も、実際に受講者のみなさんに見ていただきました。
      (その蚕は、授業後に蚕が飼いたいと相談に来た学生さんに桑と一緒にあげちゃいました!)

      そんなつなぎ役とはいえ、せっかく壇上に上がったので、
      なぜ、毎日きものを着ているのか?不自由を感じないのか?
      という質問に答えました。

      きものを好きになって15年、
      月日を重ねるにつれて、きものを着るということに対して感じる疑問に
      自分なりの答えを出し、それを積み重ねて今にいたります。

      なぜ、体型をタオルや綿花で補正するのか?
      なぜ、前から見える姿ばかりを整えるのか?後ろ姿は整えなくていいのか?
      なぜ、着崩れするのか?着崩れするときとしないときの違いは何なのか?
      なぜ、下半身は、背中心がずれる着付けでよいとされているのか?
       などなど…

      そうして考えるなかで、わたしが今思うのは、
      着るものに体を合わせるのではなくて、体に着るものを合わせるということ。
      体と布が対立するのではなくて、寄り添っていると、
      とても快適に一日暮らせるのです。

      毎朝、自分の体に、きものの布を沿わせるように着付けていく、
      そのなかで、今日は首筋が重たいな、とか、肩が硬いな、とか、
      いつもと違うところに気付かされます。
      そうして、そのちょっと疲れている部分を、
      特に守ってあげるような心持ちで、きものを身にまとうのです。
      そうして、一日、きものに包まれて、守られて、時間を過ごしていきます。

      そういったことは、求めても、洋服からは得られにくいことです。
      だから、わたしは、毎日、きものを着ているのです。

      毎日、きものを着ることで、今日の自分のことを知り、一日をスタートする、
      それが、わたしにとっては、とても大切なことになっています。

      だから、きものを着ることが、苦になることは決してないのです。
      たまに、今日は、きものを着るのが億劫だなあと感じる日もあります。
      それは、前の日の体の使い方がよっぽど悪くて、
      きものを着るのも面倒だけど、それに限らず、
      起きるのも面倒だし、何をするのも面倒な状況なだけなのです。
      そして、面倒な一日を少しでも、快適にするために、やはり、
      改めて、重い腰を上げて、その日もきものを着るのです。

      そんなことを、わたしが講義のなかで話したのは
      10分に満たない程度でしたが、講義終了後、
      「本当に楽そうに着てらっしゃるけど、補正とかはどうしてるの?」
      というような質問を受けました。

      いわゆる着付の考え方からすれば、
      わたしの体型は補正がたっぷり必要です。
      しかし、今は、一切補正を入れていません。
      補正された体に布を沿わすのではなく、
      わたしの体に直接布を沿わせたいからです。
      そういう気持ちで着ると、補正がなくても、なにも問題ありません。
      快適に着ることと、きれいに着ることは、両立すると思っています。
      大事なのは、着ることへの考え方だと思います。

      ちょっと書くだけでも、こんなに長くなってしまいました。
      着付けへの疑問をひとつひとつクリアしていくなかで、気付いたことは、
      改めて、順を追って、書き記していきたいと思っていますので、
      今日はここまでにしますね。
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