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    きもの塾 龍村のショールーム
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      きもの塾2日目の現地実習。
      まずは、龍村美術織物へ!
      最近オープンしたばかりというショールームへ。
      憧れの帯をじっくり鑑賞〜♪テーブルごとに、
      実物の袋帯が
      置いてあって、
      触ったり、
      内側を見たり、
      憧れの龍村の帯をじっくり見られるなんてラッキー!
      社員の方が丁寧に説明龍村の手織の帯は本袋帯です。
      だから、縫い目がありません。
      このあと実際に織っている工場を
      見学させていただきましたが、
      (工場内は撮影禁止のため、
      写真はありません。ごめんなさい)
      裏側が見える状態で、
      袋状に織られていくため、
      実際の表の織り具合は
      鏡を帯の中に入れて確認しないと
      いけないんだそうです。

           丁寧に解説していただきました。→
             ↓

      ゴブラン織など、お祭の道具のレプリカ作り龍村では、日本全国のお祭の
      装飾品の制作も行っています。
      祇園祭の懸装品などはおなじみです。
      大掛かりなものを織れるのは、
      龍村織物と川島織物くらいでしょう。
      この2社は、ホールの緞帳や
      飛行機、新幹線のシートなども
      織っていますね。

      古代の染織の復元も、
      龍村独自の仕事です。
      すばらしい技術の結集です。
      正倉院や法隆寺宝物の染織品の細切れになった現存パーツを端切れを元に復元!!
      組み合わせて、
      ない部分は想像
      して織ったもの→
      左が
      細切れパーツ、
      右が復元織物。
      左右同寸!
      想像部分は、
      色分けして
      織られています。

      空引機のおっきな模型ジャカード
      導入以前の
      空引き機の
      模型が
      ありました。
      織り子と、
      綜絖の上に
      糸の引き手の
      お人形がいます。
      引き手のいる
      場所は相当な
      高さですよね!
      ショールームの見学の後、実際に手織りの工場を見せていただきました。
      ベテランの方から若い女性まで、織り手の職人さんはさまざま。
      高島屋の呉服売り場の奥にいつも飾ってある龍村の帯は、
      ここで織られているんだそうです。
      ジャカードはフロッピーではなく、紋紙でした。
      あれれ?織り子さんがいない!と思ったら、
      機の上に上がって紋紙を取り替えていました!!
      軽々と上っていましたが、ジャングルジムのてっぺんみたいな高さです!
      機の上には、地と模様と2つのジャカードが載っていました。
      フロッピーの織機ではわからないことですよね。
      貴重な現場を見学させていただきました。
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      きもの塾 京友禅の蒸し&水元
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        7月に参加した「きもの塾」。
        なかなか続きを紹介できずに時間が経ってしまいました。
        初日、3軒目の見学先は蒸し屋の辻本さん
        きもの検定の教本p.14の写真と同じ場所です!

        木枠に反物をピンがけ蒸し箱に入れる木枠に、
        反物を一つ一つ
        ぴんガケしていきます。
        反物の色や柄、
        生地の状態などを見て、
        針にかける間隔を調整、
        糊や染料がつかないように、新聞紙をかぶせます。
        新聞の端をちぎったり破ったり。熟練の作業です。 

        蒸し箱反物が木枠に
        かかったら、
        蒸し箱へ。
        写真一番左の
        蒸し箱からは
        暑い湯気がシュー
        シュー出ています。
        サウナみたいに
        暑い場所。
        職人さんたちが
        半袖姿で、
        蒸し箱の内部タオルを首からかけているのも当然です。
        蒸し箱の中は木製です。外はステンレス。
        昔はすべて木製だったそうです。
        当然、木はいずれ腐ってしまいます。
        こんな大掛かりな道具でも消耗品!
        下に引いてあるむしろの下に水が張って
        あって、その蒸気で反物を蒸すのです。
        原理は、蒸し器で肉まんをふかすのと同じ。
        蒸し時間は、生地や色、
        季節、気候などによって調節されます。
        水元蒸しが済めば、次は水元。
        建物のなかに3本の川が流れています。
        腰までの長靴を履いた職人さんが作業中。
        ちょっと魚河岸みたい(笑)
        いわゆる「友禅流し」の作業が行われます。

        まずは、丸いお玉の先みたいな道具で、
        大まかに糊とひき粉をかきとります。↓
        まずは糊とひき粉をかきとる糊の上にも染料が
        ついているので、
        作業前には
        赤の無地に
        見えていた反物から、白く染め残された模様が
        出てきて、小紋だったのか!と驚きました。
        糊の下の模様が白いということは、
        先に地染をした反物であることがわかります。
        この反物は、次に、色挿しがされるはずです。
        写真の右下、水中の赤い固まりが
        かきとった糊の残骸。
        ブラシで落とすそして、
        今度はブラシで全体の糊を
        落としていきます。
        職人さんの座っている場所は
        ちょっと深くなっていて、
        腰まで水中に入り、反物を
        順繰りにブラッシングしていきます。
        乾燥 絹は水に弱いので、水元の作業というのは、細心の注意が必要です。
        染色事故になったら、それこそ水の泡。
        友禅は手仕事の集積、工程のどの段階でも
        気をぬくことはできません。

        反物がきれいに洗えたら、干して乾燥。
        天井高くへ、機械操作で吊るし上げます。
        帯やら、訪問着やら、小紋やら、
        色とりどりできれいですね。
        この現場は女性が担当していました。
        化学精洗最後に案内されたのが、
        化学精洗の現場。
        ゴム糸目糊は、水では落ちません。
        通称パークレンという薬品で落とします。
        特殊な薬品を扱うので、
        工場内は徹底した設備。
        職人さんの顔の近くには排気口が!
        うっかり薬品を吸ってしまうと、
        気分が悪くなるから気をつけて!
        と見学前に注意がありました。

        辻本さんのHPを見ると、さらに詳しいことがわかります。
        HPはこちら
        予約をすれば、だれでも見学できるそうです。
        蒸し箱の前はサウナ状態できものが縮みそうなくらい、
        化学精洗の場所も薬品を扱う場所だったので、
        きもので見学しなくてよかったと思いました。
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        大島紬の絣筵
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          これはなんでしょう?これはいったいなんでしょう?
          この記事のタイトルが答えです。

          そう、これは大島紬の絣筵です。
          大島紬の特徴のひとつ、
          締機で織られたものを
          絣筵(かすりむしろ)」と言います。
          先染めの絣模様の糸の染め方には
          さまざまな方法がありますが、
          大島紬は専用の織機を使います。
          経糸に上質の木綿の糸を張り、
          緯糸に絹糸を通して堅く織っていきます。
          そして、織り上がるのが写真のような筵です。
          緯糸の絹糸が絣糸になる糸です。筵を染めると、
          経糸の木綿糸がしっかり締めている部分は染まらないので、
          絣模様ができます。
          さらに、細かい模様部分は、設計図に基づき部分部分を解いて目破りし、
          手で1ヶ所ずつすり込み染めしていきます。
          この作業を経糸、緯糸それぞれに行ってはじめて絣糸ができあがるのです。
          「大島紬は二度織られる」と言われる一度目の織りがこの締機。
          力が必要なので、男性の仕事だそうです。
          本当に手間のかかる仕事だと思います。
          | きものステーション | きものテロワール | comments(2) | trackbacks(0) | - |
          きもの塾 手描き友禅の工房
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            忘れないうちにと、染織教室のことを先に書いたので、
            すっかり忘れている「きもの塾」のお話のつづき。

            初日、2軒目の見学先は岡山工芸さん
            手描友禅・図案・草稿・糸目・彩色・濡れ描きを見学しました。
            糸目糊の職人さん
            糸目糊を置く職人さん。
            絹の生地の下に図案を置き、
            下からライティングして
            透かして糸目糊を置いている。
            つまり、青花の下絵は
            省略されているのね。
            しかし、ずっとライティング
            されてたら、目が疲れそう。

            下は手元のアップの写真。
            みるみる、図案がなぞられて、
            どんどん糸目が広がっていく。
            糊筒から均等に糊を押し出して
            図案の通りの糊を置くなんて、
            すごい技ですワ。

            糸目糊ってむずかしそう…だって、糊は堤防の役目でしょ?
            万一、糊のラインが途切れていたら、ダムが決壊して床上浸水!!
            みたいなことが友禅の柄のなかに起きて、
            染料が漏れ出し、それまでの色挿しが台無しに!
            しかも、糊のラインは図案として白く残るから、
            仕上がり、ラインの美しさも要求される。
            堤防の仕上がりまで美しく! 治水職人さんなのだな。

            染料の色合わせこの工房には、たくさんの職人さんがいて、
            振袖、留袖、訪問着など注文に合わせて、
            それぞれに色挿しをしている。
            その全ての染料は、まとめて
            一人の人が調整しているのだそうだ。
            染料の色は、実際に絹に挿し、
            電熱で温めて乾かして、はじめて
            染め上がりが分かる。だから、
            一色一色、四角や丸に染めてみて、
            微妙な色具合を調整していく。
            写真の下に写るのが、その色出しの試し。
            上に移っているのが、実際の染料。
            配色に失敗すれば、
            どんなに丁寧に色挿ししても、
            全体の雰囲気がくすんで、手間ひまかけた
            作業も甲斐なしとなりかねない。
            色彩のセンスが問われる、
            責任の重い大事な作業だと思う。

            ぼかしの濡れ描きこちらの工房では、
            「濡れ描き」もしている。
            糸目のない友禅
            =無線友禅のひとつ。
            生地を濡らし、筆や刷毛で
            模様を手描染する。
            ぼかすように滲ませて、
            柔らかな色合いを描く。
            職人さんは、まず
            染料を含んだ筆で色を挿し、
            ぼかし用の刷毛に持ち替え、
            グラデーションを広げていく。
            絹は、濡れている状態で
            擦られるのには滅法弱い。
            だから、普通の友禅以上に
            繊細さを伴う熟練の技が
            要求される。
            難しい技法の話はともあれ、
            紫と青が市松取りにぼかされた模様はとってもキレイ。
            こんなきもの、いいですね。

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            型染・引染の工房 その3
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              絞り部分はエンブタで保護職人さんが型紙をのせている反物は、
              「熨斗目」男の子のお祝い着。
              先に絞り染めがされていて
              地色も染まっています。
              絞り部分の上には、染めの作業で
              余分な染料がつかないように
              エンブタ(縁蓋・青く見えている部分)
              が貼られています。
              (※エンブタとは、染色作業で使われる
              マスキングのための粘着テープ。
              主に金彩加工で使われていて、
              生地の上にエンブタを貼り、
              上からカッターで金彩を施したい部分を
              切断し、その部分を剥がし取り、糊を
              つけていろんな種類の金箔をつけます。
              反物は切らずにテープだけをカッターで
              切るなんて、わたしには到底できません。)

              ピースに使う道具が入ったワゴンこの職人さんが型紙をのせて
              これからやろうとしている作業が
              ピース染め
              霧吹染とも言い、いわゆるエアブラシ。
              絵を描く人なら知っているあのエアブラシが
              染色にも使われているんですね。
              でも、エアブラシと呼ばずに、
              「ピース」って呼ばれてるのが不思議。
              エアブラシの吹きつけ道具の名前が
              ハンドピース(スプレーガンとも言う)、
              それで職人さんたちはこの作業を
              「ピース」って呼ぶらしい。

              ピース作業(エアブラシ)「ピース」なら
              生地との距離が近いと細い線状に、
              離れると霧状に染まるので、
              型紙をおいて染めれば、
              全体にソフトな印象でありながら
              型際はキリッと染めることができます。
              なんだかリアルな染めだなと思ったら、
              それはピースで染められている
              のかもしれませんね。
              京都友禅協同組合のHPに
              紹介されているピースの技法
              とっても不思議な柄です。

              京都友禅協同組合では公開工房・染工房の紹介もしています。
              今回紹介した塩谷染工も、次回紹介する岡山工芸も、
              紹介されてますので、みなさんも見学に行けますよ。
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              型染・引染の工房 その2
              0
                型で染めていく写し友禅同じく塩谷染工にて。

                これは、写し友禅
                長さ7mくらいの板の両面に
                1反分の反物が
                地張り(地貼り)されています。
                反物に1色ずつの型紙をのせて
                色糊をヘラでつけていきます。
                型には、位置を合わせる
                印(星)があって、
                それをきっちり合わせるので、
                柄がずれません。
                職人さんの右上の印には
                棒が挿してありますね。
                表を染めたら、板を裏返し、
                裏も同様に型で染めます。
                生地をはった友禅板を上に上げる一色分の型を板の表裏
                すべてに置き終わると、
                反物を貼った友禅板を上に上げ、
                次の板を下ろし、同様に同じ型で
                同じ色を置いていきます。
                使われる色数だけ型紙があり、
                作業は繰り返されます。
                手間のかかることです。板の
                上げ下げはまさに肉体労働!
                体力のいる仕事です。
                職人さんの上に掛けられた板には
                全て反物が貼ってあります。
                作業効率を高めるには、同じ柄を
                まとめて染めるのが一番です。
                染料や型を準備する手間が
                一度で済みます。

                でも、同じ反物ばかりでは売れ残ってしまいます。きものが売れなくなって、
                少数多品種の注文ばかりでは、職人さんには手間ばかりが増えて
                収入は減る一方、想像以上に大変だろうなと感じました。
                ずらっと並んだ友禅板
                こちらは、七五三の熨斗目やお祝い着を染めています。
                同じ型染めでも、一番上の写真とこの写真では
                型の材質や種類が違うのがわかりますね。
                ここも天井には板がいっぱい渡されています。
                わたしのようなうっかり者は頭を打ちそうな職場です。
                腰への負担の大きい作業と染料の独特のにおい、
                わたしのような軟弱な人間にはとても勤まらない大変なお仕事です。
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                型染・引染の工房 その1
                0
                  引き染め引き染め
                     ⇒ 

                     あ
                     っ
                     と
                     い
                     う
                     ま
                     に
                     向
                     こ
                     う
                     へ

                  きもの塾一日目、まず訪れたのが型染・引染の工房、塩谷染工さん。
                  上の写真は引き染めの様子。
                  小花の柄がすでに染められている反物に、
                  ペールブルーの地色を引き染めしています。
                  左手に染料の入ったバケツを提げて、
                  右手の刷毛でサッサ、サッサと引いていきます。
                  反物は伸子張りして何本も天井のほうに吊ってあり、
                  引き染め作業をする反物を下ろしては引き染めし、
                  また上へ上げ、次の反物を下ろす、という繰り返し。
                  写真上には、すでに引き終わった反物(中央上)とまだ引いてなくて
                  柄部分のみ色が入った反物(右上)とが写っています。
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